単純な皮膚炎から寄生性、ホルモン失調性、自己免疫性、腫瘍性等多岐にわたります。
湿疹がある、炎症がある(皮膚が赤い、腫れている、熱がある、痛い)、フケが多い、痒みがある、脱毛があれば受診することをおすすめします。

寄生虫性皮膚炎

ノミ、ダニによる皮膚炎で、特に夏場に多く見られます。

膿皮症

皮膚の化膿性疾患を言います。
一番多いのは細菌が関与し膿疱を伴っているものです。

真菌による皮膚炎

糸状菌による皮膚炎で、円形状に脱毛することが多くあります。

アレルギー性皮膚炎

最近はよく見かける様になってきました。
食餌からくるもの、免疫が関与するもの、接触して起こるもの(プラスチックの食器、化学繊維の敷物等)、ストレスによるもの、原因がよく解らないアトピー性のものと多岐にわたります。

脂肪腫の破裂

小さな脂肪腫が数ヶ月から数年間にかけて大きくなり、何らかの原因で破裂することがあります。
動物は掻痒感(痒み)があればその場所を舐めたり、噛んだり、掻いたりします。人間でも痒みがあればよるも熟睡できません。
よく状態を観察し、早めの診察を受けてください。

切開を加えて排液しています。