発熱、咳嗽(咳)、開口呼吸、チアノーゼ、食欲不振、脱水、衰弱等様々な症状を呈します。
小型犬種に多い気管虚脱、パグ・ブルドッグの様な短頭種に頻繁にみられる軟口蓋過長症がよく診る症例です。

猫の膿胸

胸腔内に膿汁が貯留した状態を指す、症候的な病名です。
胸腔内の貯留量が増加すると呼吸困難になります。
貯留した液体によって血液なら血胸、水に近いものなら水胸、乳汁様液体なら乳び胸と呼び方が変わり、治療法も多少異なります。

胸腔から貯留液を抜いているところです。